まじまねー。

仮想通貨取引所の取引ツールを比較してみた!おすすめの取引所は?

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取引所ごとに、取引ツールは異なります。取引ツールにも使いにくいもの、使いやすいものがあります。

今回はチャートに焦点を当て、テクニカル分析に優れた取引ツールについて比較していきます。

各取引所の取引ツールがどのようなものか確認し、最後におすすめの取引ツールを紹介します。

ビットフライヤー

ビットフライヤーは、国内最大手の取引所です。ビットフライヤーでは、ビットコイン、イーサリアム、イーサリアムクラシック、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、モナコイン、リスクのチャートを確認することができます。

ビットフライヤーの販売所のチャートは、シンプルなエリア表示のみです。ロウソク足での確認もできません。時間足の種類も少なく、日、週、月Allの4種類のみです。チャートにトレンドラインを引くこともできません。

ビットフライヤーの取引ツールはテクニカル分析用ではなく、価格の確認に使うだけと割り切る必要があります。変に凝っていない分、見るべきものが少なく、価格の変動だけに注意できるというのはメリットでもあります。

bitFlyer Lightningでは、ビットコインのチャートを詳細にみることができますが、残念ながらこちらもあまり使い勝手はよくありません。操作性の悪さが気になります。

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ザイフ

ザイフは、取り扱うコインのすべてを取引所形式で売買できます。そのため、手数料が安いのが特徴です。ザイフでは、ビットコイン、イーサリアム、ネム、モナコイン、ビットコインキャッシュに加えて、9種類のトークンのチャートが確認できます。

ザイフは、取引ツールにTradingViewを採用しています。TradingViewは豊富なテクニカル指標を搭載し、トレンドライン、フィボナッチなどを描画できる優れたチャートシステムです。

チャートは基本のロウソク足に加え、バーチャートや平均足などを含む6種類から選んで表示できます。テクニカル指標も豊富で、MACDなどの有名なものから、マイナーなものまで数多くの中から選んで使うことができます。

しかし、ザイフではトレンドラインなどの描画機能が使用できません。また、通常の取引画面では、チャートが小さく少し見づらく感じます。

ザイフの取引システムは、悪くはないものの、テクニカル分析をしようとすると、少しものたりないものがあります。しかし、詳細なテクニカル分析が不要な人にはちょうどよいかもしれません。

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ビットバンク、ビットトレード

ビットバンク、ビットトレードでも、ザイフと同じくTradingViewが採用されています。ビットバンク、ビットトレードの取引ツールはほぼ同じものです。

取り扱いコインも全く同じで、ビットコイン、リップル、モナコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、ライトコインのチャートが確認できます。このうち、イーサリアムとライトコインはビットコイン建てのチャートになります。

TradingViewのため、チャート表示、豊富なテクニカル分析はザイフと同じです。違うのは、トレンドラインなどの描画も可能になっていることです。自分でトレンドラインをチャートに書き込めるので、より細かいテクニカル分析が可能になります。

ビットバンク、ビットトレードでは、取引画面がみやすく、テクニカル分析が十分可能な取引ツールになっています。

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DMMビットコイン

DMMビットコインでは、独自の取引ツールが準備されています。DMMビットコインでは、ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ネム、イーサリアムクラシック、ビットコインキャッシュのチャートが確認できます。

テクニカル指標はトレンド系が8、オシレーター系が10種類用意されています。TradingViewと比べるとテクニカル指標の数こそ劣るものの、ボリンジャーバンドやRSIなどの主要どころは、しっかりと搭載されています。

トレンドラインなどの描画も可能で、DMMビットコインではチャートを並べて表示することもできます。異なる通貨の比較、同じコインの時間足別の表示も可能です。

FXのトレードがそのまま行えそうなのが、DMMビットコインの取引ツールです。ただ一つ残念なのが、テクニカル指標に取引量の確認がない点があります。

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GMOコイン

GMOコインも独自の取引ツールになっています。GMOコインでは、ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュのチャートが確認できます。

チャートはロウソク足で表示され、移動平均線、RSI,ボリンジャーバンドなど6種類のテクニカル指標が使用できます。主要なものはそろっていますが、少し寂しい印象があります。

トレンドラインなどの描画もできず、チャートの複数表示もできません。クリック証券のグループ企業ということでツールに期待していると、肩透かしの印象をもつことになってしまいます。

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まとめ

取引所の取引ツールを比較すると、使いやすいのはビットバンク、ビットトレードとDMMビットコインになります。ほかの取引所も駄目なわけではありませんが、見やすさ、カスタマイズ性では大きな差があります。

・TradingViewを使いたいなら、ビットバンク、ビットトレード

・チャートを並べて表示したいなら、DMMビットコイン

優秀な取引システムを利用したいなら、このどちらかを選ぶとよいでしょう。