仮想通貨の国内取引所の口座開設方法を各取引所ごとに分かりやすく解説
仮想通貨の取引所、ビットフライヤー、ザイフ、ビットバンク、DMMビットコイン、GMOコインに口座を開設する方法を紹介します。
登録の流れは共通のものが多いため、まずは基本的な流れを解説し、その後に各取引所事の違いを解説していきます。
共通点
取引所の口座開設方法は、どの取引所も同じような流れになります。
- メールアドレスの登録
- パスワードの設定
- 基本情報の登録
- 本人確認書類のアップロード
- 郵便物の受け取り
口座解説は、上記の流れが共通になります。
メールアドレスは、取引所専用を作っておくと便利になります。普段使うメールアドレスと同じにすると、取引所からのメールが多く届き、見るのが面倒になります。
複数の取引所を開設するほどこの傾向は強くなるため、一つの取引所に一つのメールアドレスをあててもいいぐらいです。セキュリティのことも考えると、一つの取引所に一つのメールアドレスにすべきかものしれません。
パスワードの設定も、必ず必要になります。取引所で使うパスワードは、強度の高いものにする必要があります。ハッキング被害から資産をまもるには、自分でできる対策をしっかりとっておかなければいけません。
複雑なパスワードを考えるのは手間ですが、複数の取引所で同じものを使用しないようにしましょう。ツールを使って自動作成のするのも手です。
基本情報の登録に関しては、各取引所で記入内容に違いがあります。基本的に、レバレッジ取引のある取引所は、資産状況などの記入も求められることになります。
本人確認書類の提出も、必須になります。日本の取引所は金融庁への登録が必要になるため、口座開設には本人確認が求められているのです。
取引所事に求められる書類は違うのですが、運転免許証、がある人なら、どこでも共通して使えます。あらかじめPC、スマホに画像を取り込んでおくとよいでしょう。
本人確認書類は、パスポートも共通して使えます。この他だと、健康保険証、在留カード、マイナンバーカード、住民基本台帳カードなどが使えるのですが、取引所により使用できない場合もあります。
画像は、文字がしっかりと確認できるものを準備します。表面、裏面の提出をもとめられるので、裏面の画像も準備もしておきます。
口座開設には一応の審査があります。審査基準は取引所事に異なりますが、特に厳しいものではないようです。しかい、審査に通らなかったという人もいるので、その場合は他の取引所を利用することになります。
郵便物の受け取りも必須です。この時に、受け取りだけですむ取引所と、記載のコードを入力する必要がある取引所があります。審査、郵便物の受け取りには長いところで10日以上かかる場合もあります。
郵便物を受け取ったら、コードの確認を忘れずに行います。
ビットフライヤー
ビットフライヤーの口座開設は、以下の手順になります。
- ビットフライヤーの公式ホームページでメールアドレスを入力
- ビットフライヤーからのメールにあるリンクをクリック
- 個人情報の登録
- 本人確認書類の提出
- 取引目的の確認
- 書留郵便の受け取り
取引目的の確認まで行い、ビットフライヤーによる本人確認書類が終わると、書留郵便が送られてきます。それを受け取って、口座開設が完了です。
ザイフ
ザイフの登録です。
- メールアドレスの登録
- ユーザー登録、パスワードの設定
- 基本情報の登録
- 本人確認書類のアップロード
- 郵便物を受け取り、記載された本人確認コードを入力
基本的な登録の流れは、ビットフライヤーと同じです。ザイフでは、郵便物を受け取ったあとに、本人確認コードを入力する必要がある点に注意が必要です。
ザイフの郵便物が届くには少し時間がかかります。本人確認コードの入力を忘れないようにしなければいけません。
ビットバンク
ビットバンクの登録です。
- メールアドレスを登録
- パスワードの設定
- 基本情報の登録
- 本確認書類のアップロード
- 郵便物の受け取り
ビットバンクの登録はシンプルです。特に変わった作業は求められません。
DMMビットコイン
DMMビットコインの登録です。
- メールアドレスの登録
- パスワードの設定
- 基本情報の登録
- 本人確認書類のアップロード
- 郵便物の受け取り、記載の認証コードを入力
DMMビットコインはレバレッジ取引がメインの取引所のため、確認項目が多くあります。基本情報の登録が面倒に感じますが、チェックを入れるだけのものが多いので、そこまで面倒でもありません。
郵便物の受け取り後に、認証コードの入力がある点に注意です。
GMOコイン
GMOコインの登録です。
- メールアドレスの登録
- パスワードの設定
- 基本情報の登録
- 本人確認書類のアップロード
- 郵便物の受け取り、記載の口座開設コードを入力
GMOコインでは、本人確認書類を対面確認で行うことができます。郵便物の受け取り時に、配達員に本人確認書類を確認してもらえます。
GMOコインも郵便物の受け取り後に口座開設コードを入力する必要があります。
まとめ
日本の取引所は同じ流れで登録ができます。一つ取引所に口座をつくれば、あとは同じ作業になるため、簡単に登録していくことができます。
2段階認証などのセキュリティ対策は、入金前に必ず行うようにします。口座を複数つくると面倒になって後に回してしまいがちですが、資産を預ける前にセキュリティ対策をしっかりと行う必要があります。