COMSAトークンって何?将来性はどうなの?
COMSAは2017年に行われ、100億円を超える資金の調達に成功したICOです。Zaifでトークンの取り扱いがあることから、名前だけは知っている、という人も多いかもしれません。
このCOMSAは、今後行われるであろうICOに大きく関わってくるものです。COMSAとは何か、将来性、購入方法を解説していきます。
COMSAとは
COMSA(コムサ)はテックビューロ株式会社によりおこなわれたICOです。COMSAとは、ComputerのComと日本語の鎖を組み合わせた造語です。
・トークン名 CMS:ETH CMS:XEM
・募集期間 2017年10月2日14:00から2017年11月6日、14:00まで
・調達金額 109億円
・交換比率 1USDで1COMSA
・使用通貨 ビットコイン、イーサリアム、ネム、zaifトークン
・発行上限なし トークンセール終了時にロック
・プレセール 10万ドル以上で参加可能。20%のボーナス
・トークン取り扱い取引所 zaif
トークン名が2つあります。CMS:ETHはイーサリアムのプラットフォーム上で発行されたもので、CMS:XENはネムのプラットフォーム上で発行されたものです。
トークンセールはすでに終了し、100億円以上を調達するという大成功におわりました。現在はZaifでトークンの売買が可能です。
発行数には、少し説明がいるかと思います。ICO時にいくら発行するかの上限はなかったため、欲しい人は全て手に入れることができました。
そして、募集終了時に、募集額と同等のトークンを発行し、そこで発行数がロックされました。わかりやすく言い換えると、100の募集があった場合、終了時に100新たに発行し、200を上限にしました。
この点は価値という点で大きく懸念されていました。募集終了時に、実質的に価値の半減を意味していたからです。
しかし、テックビューロが自社保有分のロックアップを行うと宣言したことで、価値の暴落にはつながりませんでした。
気になる値動きですが、上場直後は利益確定売りから大きく値を下げましたが、その後は比較的安定した推移を見せています。COMSA自体に大きなニュースがなかったことで、他の仮想通貨に連動するような動きになっています。
募集時の1ドル=110円と考えると、一時的な動きはありましたが、大きく値をさげることもなく、やや価値を伸ばした状況で推移しています。
COMSAの特徴
COMSAが何に使われるかというと、投資家に一番関連がありそうなのは、ICOのサポートです。ICOは仮想通貨を使った新しい資金調達の手段として注目を集めています。
しかし、実行には多言語でのホワイトペーパーの作成、発行するトークンの準備など、越えなければならないハードルが、いくつかあります。それをCOMSAが全面的にサポートします。
投資家がCOMSAを保有する利点は3点あります。
・COMSAの価値上昇による売却益を得る
・COMSA上でのICOでトークン購入時、5%のボーナスがもらえる
・COMSA上で行われるICOのプレセールに招待される
COMSAを保有しておくメリットはICO関連が大きい、というのがわかると思います。ICOのプレセールは安く買える場合が多く、その分その後の値上がりに期待がもてます。5%のボーナスは少し微妙な気もしますが、やはり大きなメリットです。
COMSAの将来性
COMSAの将来性は、ICOの今後と大きく関わってきます。COMSAを使えば上記の特典もあって、所有者は有利に参加できます。COMSAでICOに参加するメリットが明らかになるにつれ、COMSAの価値は上がっていくでしょう。
ICOは非常に魅力的な資金調達の手段ですが、現状ネガティブな見方も多くあります。中国のように全面的に禁止してしまう国もあります。今後も何らかの規制は入ってくるでしょう。
しかし、これは悪いことではありません。しっかりした規制ができれば、詐欺のようなICOは排除されるでしょう。市場が健全化されれば、より資金の流入に期待がもてるようになっていきます。
COMSAのICOに参加するメリットですが、十分ありそうです。COMSAがやる以上、詐欺のような案件は事前に排除されるでしょうし、成功の見込みの高いものを選ぶことになるでしょう。
ICOに参加したのはいいけれど、トークンが上場されず、売るに売れない、とう事態も避けれそうです。COMSAでのICOなら、トークンは最低でもzaifが取り扱います。
ICOがどうなるかに大きく関わりそうですが、それ以外のものを考えても、COMSAの将来性には期待はもてそうです。 ただ、短期的には良い要素はないため、長期保有が前提になりそうです。
COMSAを手にいれるには
COMSAは現状、Zaifのみでの取り扱いです。購入したい場合、Zaifで口座を開設し、購入することになります。
Zaifは手数料が安く、COMSAも例外ではないため、購入へのハードルは非常に低いです。Zaifの口座さえあれば誰でも購入できます。
CMS:ETH,CMS:XEMのどちらを選ぶかですが、この点はイーサリアムを信じるか、ネムを信じるかになりそうです。イーサリアムの方が将来性はありそうですが、今後の予測は難しいものがあります。手数料に違いはないので、いっそ半分づつ購入、という開き直りも有効かもしれません。
Zaif口座開設手順
- 公式サイトにアクセス
Zaifの公式サイトにアクセスして、「無料登録はこちら」をクリック、メールアドレスを登録します。登録したメールアドレスにメールが届きますので、そこに書かれたURLにアクセスします。 - 基本情報の登録
氏名や住所などの個人情報を入力し、利用規約を確認し、同意をします。 - 電話番号認証
電話番号を送信して、「電話番号認証コード登録はこちら」をクリックします。SMSに届いた6桁の認証コードを入力して「登録」をクリックします。 - 本人確認書類の提出
Zaifにログインして、本人確認書類をアップロードします。 - 口座開設完了
上記を全てこなせば登録完了です。
まとめ
COMSAは現状ではまだ使い道がありません。しかし、ICOがおこなわれるようになれば、この状況は激変する可能性があります。
ICOへの参加を考えている人、ICOの未来にポジティブな人は長期保有をこころみてもよいでしょう。
ICO自体が今後期待される分野です。そこに大きく関わるCOMSAに今のうちに投資しておくのは有効そうです。