まじまねー。

これからFXを始める人のためにマニュアルを作ってみた

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最近では、すっかり投資の定番になったFX。

この記事を読んでいるということは、「FXを始めようと思っている」、「FXに興味がある」のではないでしょうか?

FXでは「買い」「売り」の両方から入れるので、景気に関わらず投資することができます。 つまりは「いつどんなタイミングで始めてもOK」なのです。円高だろうと円安だろうと関係ありません。

また、初心者でも参入しやすいように、年々サービスが追加、改善されているので「勉強する時間がないからできない」「難しいから私には無理」と諦める必要もありません。

学生の私でもすんなり始められて、1年も経たずに安定した利益を出すことができるようになったFX。 今回は、私が2年間で得たFXの知識を余すことなくお伝えしたいと思います。

FXは怖いんじゃないの?

ネット上に溢れる体験談。「FX 体験談」で検索してみると「FXで全財産を失った」などの体験談が検索結果に並んでいます。 この結果をみて怖くなってやめてしまう人も少なくないはずです。 確かに何も知らないで無謀な取引をしてしまったら全財産を失う事も十分にあり得ます。

ただし、リスクを知った上でルールに従って取引をすれば、少なくとも「全財産を失う」なんてことにはならないはずです。

つまり「FX=怖い」では無く「ルールを守らない人のFX=怖い」ということです。

FXのメリット

24時間取引ができる

FXでのメリットとして必ず挙がるのが、24時間取引できることです。例えば、株式投資の場合には平日の9時~11時半、12時半~15時までしか取引できません。FXは会社帰りや学校帰り、子供を寝かしつけた後でも時間に縛りが無く取引できるので、忙しい人の資産運用、副業として人気なのです。

少額から取引できる

FXには「レバレッジ(後ほど説明します。)」というものがあるので、自分が預けているお金以上の金額を動かせます。国内のFX会社では最大25倍までのお金を動かすことができ、例えば10,000円を預けていた場合には25万円分の取引ができます。

また、選ぶ業者によっては数千円から取引が可能(約5円から取引できる会社もあり)なので、お小遣いの範囲内で始めることも可能となっています。

売りからでも買いからでも取引できる

冒頭でも書きましたが、FXは「売り」「買い」どちらからでも入れます。つまり円安でも円高でも関係なく利益を出すことができますので、常に取引できるタイミングということです。どんな国際情勢でも自分の取引次第です。

例えば、FXと比べられることの多い「外貨預金」「外国債券」では売りからしか入れませんので、円高から円安にならないと利益はでません

FXってなに?

FX(Foreign Exchange)は外国為替証拠金取引

FX=外国為替証拠金取引で、通貨の売買で差益を得る金融商品です。

"日本の円"と"アメリカのドル"で例を挙げてみます。

為替のレートが1ドル=100円の時に日本の円を売って、アメリカのドルを買います。⇒レートが1ドル=110円になった時にアメリカのドルを売って日本の円を買います。⇒110円-100円=10円の利益がでます。この時レートが逆に動けば損失がでます。

初心者の人にはややこしく感じてしまうかもしれませんが、要するに現在のレートに対して将来のレートが上がるか下がるかの2択を予想して取引をするだけです。

FXでよく使う用語

レバレッジ

レバレッジ=てこの原理です。つまり、レバレッジを利用するとことで、預けているお金以上のお金を動かすことができるのです。

例えば1ドル=100円の時に、1万ドルの取引をしたい場合、レバレッジ無しだと100万円の資金が必要です。一方25倍のレバレッジを利用すると、4万円の資金だけで済むのです。

スワップポイント

FXで利益をだす方法は2種類あります。1つは先ほども説明した「為替差益」といって2種類の通貨間のレートの上がり下がりを利用して利益を得る方法です。

もう一つは「金利差益」といって2種類の通貨間の金利差を利用して利益を得る方法です。FXでは金利差によって受け取れる差額をスワップポイントと言います。低金利通貨を売って高金利通貨を買うことによってスワップポイントを受け取ることができるのです。逆に高金利通貨を売って低金利通貨を買うことでスワップポイントを支払わなけらばいけなくなってしまいますので注意しましょう。

スプレッド

FXでは口座維持手数料、取引手数料などがほとんどの会社で無料となっていますが、その理由はスプレッドがあるからです。スプレッドがFX会社利用の実質的な手数料となっているのです。スプレッドは売値と買値の差のことで、売買した時点でマイナススタートになります。

つまり「スプレッドが0.5銭でレートが100円」だった場合、買ってレートが動く前に売ったとしても100円-0.5銭=99.995円になるのです。スプレッドはFX会社や通貨ごとに設定値が違いますので、選択次第でかかるコストがかわります。

FXの始め方

資金を準備

FXは口座開設する会社によっては最低5円から始めることができますが、初期資金として5万円は用意してから始めることを推奨します。もちろんその5万円も生活に影響のあるお金では無く、余裕資金から用意して下さい。余裕資金かどうかは取引をする時の感情にも影響しますので、必ず徹底することをおすすめします。

FX会社を選ぶ

資金を用意したら次はFX会社を選びます。FX会社は国内に数十社あり、それぞれでメリットやデメリットが異なります。また、取引スタイル、取引手法によっても選ぶべきFX会社が違います。

別記事でスペックごとに比較していますので、参考にしてもらうとスムーズにいくはずです。私が実際に使ってみて比較したので是非…

また、紹介しているFX会社は口座開設無料、維持手数料も無料ですので、気になったところは全部口座開設するくらいでも問題ありません。私自身が20近くのFX会社で口座開設してるくらいですからね(笑)

majimoney.hatenablog.jp

FXのリスク

為替変動リスク

為替市場のレートは24時間常に変動しています。相場に「必ず」はありません。基本的にほとんどの人が理解していると思いますが、「予想と反対に動いてしまった場合には損失がでてしまいますよ」これが為替変動リスクです。

金利変動リスク

先ほども説明しましたが、FXでは「金利差益」を狙った取引方法があります。ただし、各国の政策金利は日々変動します。初めはプラスで受け取っていた金利が気付かないうちに逆転してしまうこともあり得ます。

つまり「金利はいつ変わるかわかりせんよ」これが金利変動リスクです。

流動性リスク

流動性は取引のしやすさを表しています。流動性が高いと売買が成立しやすい、流動性が低いと売買が成立しにくいです。つまり「買いたい時に売りたい人がいないから買えない、売りたい時に買いたい人がいないから売れない」これが流動性リスクです。あまり人気のない通貨は流動性が低いので、なるべくなら避けるべきです。

信用リスク

以前までは、FX会社が破綻してしまった場合に預けていたお金が返ってこないことがあり得ましたが、2010年の規制変更によって「全額信託保全」が義務化されました。全額信託保全は、例えFX会社が破綻してしまっても、信託保全先である信託銀行が全額保証してくれるシステムです。

つまり金融先物取引業者に登録している国内のFX会社で口座開設することでリスクを減らすことができます。そもそも金融先物取引業者への登録も義務付けられていますので登録していないFX会社は論外です。

FX会社おすすめの組み合わせ

FX会社の口座は複数持つことでトラブルが起きた時のリスクヘッジになります。最低でも3、4個位は持っておいた方が良いと思いますが、数十社ありますので悩んでしまいますよね。私が実際に使ってみてのおすすめの組み合わせを紹介しますので、気が向いたら参考にしてみて下さい。

初心者におすすめの組み合わせ

  • 24時間LINEサポートのDMMFX

デイトレードにおすすめの組み合わせ

  • ドル円のスプレッドが0.2銭(2018年3月31日まで)のマネックスFX

長期取引におすすめの組み合わせ

  • 売りと買いのスワップポイントが一緒のDMMFX

総合力が高い組み合わせ

  • 国内口座数No.1DMM.com証券運営のDMMFX
  • 2015年オリコン満足度ランキングFX取引部門1位のヒロセ通商

まとめ

FXは比較的、初心者が参入しやすい投資です。

  • リスクを理解する
  • ルールを設定して守る
  • 初心者は少額から取引をする
  • 余裕資金で始める
  • 感情的にならない
  • レバレッジをかけすぎない

などなど、最低限守らなければいけないことが分かっていれば、リスクを最低限まで抑えることができます。もちろんリスクを0にすることはできませんので常に注意して取引をするように心がけで下さい。