仮想通貨をメディアではどのように報道しているのか?
マウントゴックス事件以降、一時的にメディアからの批判を受けていた仮想通貨ですが、現在では好意的に報道しているメディアが多くなってきています。実際に仮想通貨のことを放送していた過去の番組の内容を私なりにまとめました。
「NHKクローズアップ現代」
少し前になってしまいますが、7月に放送されたNHKのクローズアップ現代では仮想通貨の特集がやっていました。「仮想通貨バブル」という内容で、仮想通貨の表の部分にスポットを当てていました。表の部分では、仮想通貨の投資により億の利益を上げている方がおり、投資により巨万の富を得ている方も多くいるということです。
一方、裏側では悪質業者による詐欺が増加しており、仮想通貨の仕組みを悪用して荒稼ぎしている人がいるなどトラブルに関する内容でした。
しかし、2017年に施工された改正賃金決済法により、登録業者以外は仮想通貨の販売が禁止されることになりました。つまり、登録業者以外で販売している仮想通貨は全て詐欺という考えを一人一人が持てば、詐欺を未然に防げるはずですね。
次に2014年に池上彰さんの番組で紹介されていた仮想通貨の内容を見ていきます。
「ここがポイント!!池上彰解説塾」
2014年にテレビ朝日の番組「ここがポイント!!池上彰解説塾」でジャーナリストの池上彰さんが、仮想通貨の仕組みをわかりやすく解説していました。池上彰さんの説明は、小学生でもわかるような内容でしたので、仮想通貨のことを知らない方でも参考になったはずです。
当時は、マウントゴックス事件の最中でもあり、現在よりも仮想通貨に関して後ろ向きの意見が多かったことを覚えています。そのような中でも池上先生は、批判的な意見ではなく、仮想通貨とはどのようなものなのかということを詳しく解説していました。
私なりに当時の放送の内容をざっくりまとめてみると3点に絞ってありました。
- 仮想通貨とはそもそも何なのか?
- 電子マネーとどう違うのか?
- なぜ信用して大金をつぎ込むのか
このように分けて解説していました。もう少し掘り下げて見ていきましょう。
1、仮想通貨とはそもそも何なのか?
池上先生は、「インターネット上で為替や手数料がなく流通できる世界共通のお金」と解説をされていました。このことによって、自国の通貨に不安を持っている国や通信決済などで利用されています。
2、電子マネーとどう違うのか?
電子マネーについては、上記の通り為替や手数料などがなく流通できる共通のお金ではないこと。また、価値が現金で支払った対価になるため、限定的なので投資の対象にならないと解説をされていました。
要するに仮想通貨の場合、需要と供給によりその価値が決まるため、価値が変動していくというわけです。
3、なぜ信用して大金をつぎ込むのか
金のように、地球上の埋蔵量が決まっているため、価値が担保されているからとの解説でした。これは仮想通貨も同じように、総流通量を制限しており信用が担保されているから投資ができるということです。
まとめ
上記のことからもわかるように、数年前からメディアでも仮想通貨がちょくちょく取り上げられていました。ただ、マウントゴックス事件以降、仮想通貨は危険でトラブルが多い、詐欺にあうかもしれないなどの情報が錯そうして停滞していましたが、すでに仮想通貨の価値や信頼は回復していると私は思っています。
今後、さらに人気が出るのは周知の事実?!投資を始めるなら今が絶好の機会だと思っているのは私だけでしょうか?